しかも、ただで!?

今日のレッスンは、一緒に10か国以上旅行をしてきたMさんと。
70代のMさんは、英会話のJEC の一番古い生徒さんで、マンツーマンレッスンを20年続けてくれています。
障害があるので、ご自宅に出張レッスンをしています。
さて、今日のレッスンで、とっても心に残ったことがありました。
Mさんとは、2か月前に一緒にハワイに行きました。
英会話のJEC 大人の海外研修について、詳しくはこちら
今日のレッスンは、そのハワイの思い出話から。
語学学校の帰りに、いつの間にかいろんなものを買っていたMさん。
ハワイアンキルトのバッグや、クッションカバー。素敵なハワイアンドレスまで。
ハワイ柄のコースターに載ったコーヒーをいただきながら、ハワイで買ったお人形を眺めながらのレッスン。
今更ながら、ちょっと高かったけど、がんばってハワイに行って良かったなぁと感じています。
さて、私たちの英語レッスンは、私は100%英語で、Mさんは英語と日本語を織り交ぜながら、2時間を一緒に過ごします。
Mさん「先生、次はどこの国に行こうと思ってる?」
私 ” Well….. do you have any good ideas?”
Mさん 「わたしね、本当はアフリカに行きたいの。しかもただでね!」
私 ” Why do you say “free”? You want a free trip!? How??”
Mさん「ほら、私、文章を書くのが好きでしょ?だから、アフリカとかいろんな国に行って、その国の文化とか食べ物とかについての文を書くのよ。
それを仕事にするの。
そしたら、無料で、いやお金をもらいながらいろんな国に行けるのよ。いいでしょ?」
私 ” I see.”
そんな話を聞きながら、私は心の中で
アフリカかぁ。連れて行ってあげたいけど、体の不自由なMさんにはアフリカはきついだろうなぁ。
と思っていました。
そのときに、Mさんがこう言ったんです。
「現世は無理だから、来世にするわ。」
家族のことをいつも第一に考えているMさんは、英語のレッスンをスタートしてから、義理のお母さん、本当のお母さん、そして妹さんを亡くされました。
家族の死という重い重い出来事は、誰しもがいつかは経験することだろうけど、私はまだ受け入れる心の準備ができていないというのが正直な気持ちです。
でも、Mさんの、
「死=すべての終わり」ではなく、「今の生が終わり、次の生へ移っていく」
という考え方は、私が極端に恐れている「死」というものへの捉え方を少し軽くしてくれたように感じました。
「先生、わたし、なかなか英語が上達しないけど、でもレッスンは続けるわ。来世でこの英語力を活かすわよ。」
と言うMさんとのレッスンで、今日も元気をもらいました。
今日はこの辺で。
